レンタカーは便利ですが、利用前後の車両チェックは安心して使うための大切なポイントです。まれに小さな傷や既存の損傷が見落とされると、利用者の責任と誤解されてしまう可能性があります。そこで「出発・返却時の写真撮影」をしておくと、より規範的に、そして安心してレンタカーを利用することができます。
写真を撮って記録を残しておけば、「このキズは自分がつけたものではない」ということを明確にでき、余計な誤解を避けることにもつながります。ここでは、実際にどんなところを撮影すればよいのか、なぜそれが役立つのかをご紹介します。
出発時に写真を撮る重要性
レンタカーは前の利用者や移動中の小さな接触で、すでに細かい傷や汚れがある場合があります。写真を残すことで、そうした既存の状態を明確に記録でき、安心して車を利用できます。また、返却時に「規範的に利用していた」という証拠にもなります。
- トラブル防止:小さな擦り傷や古い損傷による誤解を避ける。
- 安心感:車両状況を把握し、不安を解消。
出発時に撮影すべき場所
車両全体から細部まで、以下のポイントをカバーするのがおすすめです:
- 車両全体
- 左前、右前、左後、右後の4方向から全体を撮影。
- 車体の細部
- ドア、トランク、前後バンパーなど傷が付きやすい場所。
- ホイールとタイヤ(傷、ひび割れ、膨らみがないか)。
- フロントガラスと窓
- ヒビや割れ、擦り傷がないか確認。
- 車内
- メーター(走行距離・燃料残量)、シート、センターコンソール、天井。
- 汚れや破損、異臭の有無。
- 特に注意すべき部分
- サイドミラー、ライト(ヘッドライト・テールランプ)、見える範囲の底部。
ワンポイント:光が十分にある状態で撮影し、できれば動画で一周撮影するとより安心です。

返却時の写真撮影は必要?
答えは 必須!です。
返却時の写真も同じく重要で、利用中に新たな損傷がなかったことを証明できます。
- 撮影ポイント:出発時と同じく、車両全体・細部・タイヤ・窓・内装をカバー。
- 燃料と走行距離:メーターを必ず撮影し、契約通りに返却した証拠を残す。
- 駐車場所:返却した際の駐車位置も撮影すると安心。
よくある間違い
- 大きな傷だけ撮影する:小さな擦り傷も必ず撮影する。
- 車体だけ撮る:内装やタイヤ、メーターも忘れずに。
- タイミングを逃す:出発・返却のその場で撮影しないと証拠にならない。
保険と写真チェックの関係
QEEQとAXAの「海外ドライブ保険」では、車両損害保険、衝突損害保険、第三者賠償責任保険、搭乗者傷害保険などを網羅しています。事故やトラブル発生時に必要となるのは車両の状況を示す証拠資料であり、出発・返却時の写真はそのまま保険請求に活用できます。
- 免責金額の負担軽減:AXA保険を付帯していれば、小さな傷やタイヤトラブルもカバー対象。
- 日本語サポート:24時間LINEでの対応があり、海外でも安心。
まとめ
写真チェックは、利用者の権利を守る最も簡単で効果的な方法です。さらにAXA保険と組み合わせることで、トラブルが起きても迅速かつ安心の対応が受けられます。
- 出発時:車体全体、細部、内装、メーターを撮影。
- 返却時:同じ箇所に加え、燃料と走行距離も必ず記録。
- 保険連携:撮影データをAXA保険の請求時に活用し、スムーズに補償を受ける。
- 保存の工夫:撮影した写真はLINEで自分宛に送るか、QEEQのカスタマーサポートに共有しておくと、時間が記録されるため証拠性が高まります。
次回のレンタカー利用時は、「写真チェック」と「保険加入」をセットで準備し、安心・快適な海外ドライブを楽しみましょう。
