Day 1-2|赤い大地の中心で、聖なるウルルに出会う
おすすめルート:成田空港 → アリススプリングス → ウルル夕日鑑賞 & アボリジニ文化体験
日本から北部準州の玄関口アリススプリングスへ。そこから車または国内線で、オーストラリアの“ハート”へ向かいます。目の前に広がるのは、赤土の大地と悠久の時間。
1日目の午後はウルル=カタ・ジュタ国立公園にて、夕日に染まるウルルを鑑賞。
神秘的な巨岩が静かに赤く染まるその瞬間、言葉を失うほどの感動が待っています。夜は星空観察もおすすめ。光害のない空に広がる天の川は、まるで夢の中のよう。

2日目は早朝にウルルの日の出を見てから、アボリジニ文化センターへ。アナング族の神話や知恵を岩絵やガイドツアーを通して学び、大地と人との深いつながりを感じる。

Day 3-4|太古の渓谷と赤い荒野を歩く
おすすめルート:ウルル → キングスキャニオン → アリススプリングス(帰路)
3日目は車でキングスキャニオンへ移動し、人気のトレイル「リム・ウォーク」に挑戦。
切り立った崖の上を歩きながら、“失われた都市”や“エデンの水たまり”を巡り、壮大な自然と静寂を堪能できます。

4日目はアリススプリングスへ戻る途中でピクニックもおすすめ。荒涼とした「アウトバック」の風景の中で過ごす時間は、まさにオーストラリアらしさを体感するひととき。夜は現地レストランでカンガルー肉やワニバーガーなど、ユニークな北部料理を。

Day 5-6|熱帯へ北上、滝とワニが棲む大自然の懐へ
おすすめルート:アリススプリングス → ダーウィン(飛行)→ カカドゥ国立公園探検
5日目は飛行機で熱帯都市ダーウィンへ。ここからは世界遺産カカドゥ国立公園への冒険が始まります。
まずは湿地帯のイエローウォーターでボートクルーズ。野生のワニや湿地の鳥たちとの出会いが待っています。途中には、数万年前のアボリジニの岩絵が残る遺跡も。

6日目は引き続きカカドゥを探検。ノーランジ岩やジムジム滝を訪れるのがおすすめ。
時間があればヘリコプター遊覧で、空から見渡す広大な緑と水の風景は、一生忘れられない絶景に。

Day 7|赤土と熱帯の記憶を胸に、旅は終わりへ
最終日はダーウィンに戻り、ミンディルビーチ・サンセットマーケットへ。
タイ風焼きそばやワニ串焼きを片手に、水平線に沈む夕陽を眺めながら、旅の終わりを静かに迎えます。
北部準州に高層ビルはありません。
でも、太古から変わらぬ自然、神聖な岩、静かに流れる時間があります。
それはまるで、心の奥に語りかけてくる詩のよう。
ここを訪れれば、きっとあなた自身の原点にふと立ち返ることができるはずです。