ニュージーランドでのドライブ旅行は、美しい景色と広大な自然を楽しむのに最適です。現地では、バスやタクシーなどの交通手段もありますが、レンタカーで移動するのが一番便利です。駐車に関しては日本とは異なるルールや注意点があるため、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。この記事では、ニュージーランドでの駐車に関する基本ルールやコツを詳しく解説します。
駐車標識の確認
ニュージーランドには、P5、P10、P30、P60などの時間制限のある無料駐車ゾーンがたくさんある。 通常、管理人がいて、車のタイヤに印をつけ、制限時間を超えると罰金となります。例えば、下記の標識がある場所では「60分間」無料駐車ができます。
- Pマーク：駐車可能なエリアを示す
- 時間制限：例えば「P60」と書かれている場合、60分間の駐車が許可されている
- 駐車禁止：赤い斜線が引かれた標識や、黄色い線が引かれたエリアは駐車禁止
- 費用：Pマークの横に＄の標識がなければ、駐車は無料
場所によっては60分や30分の時間制限があり、観光地や市内中心部に近いほど時間が短くなります。しかし、市内の無料駐車場は常に満車で、駐車スペースを見つけるのは困難です。
駐車料金の支払い
無料駐車場は魅力的ですが、いつも満車だったので、駐車場を探し回らなければなりませんでした。せっかくニュージーランドに来たので、こんなことで時間を無駄にしたくないですよね。そんな時は有料駐車場が便利でおすすめです。
前述の無料駐車場よりも少し料金は高くなりますが、都市部や観光地では、有料駐車場が一般的です。空きスペースがある可能性は非常に高くなります。また、観光スポットにも近いので、ショッピングやお食事にも最適です。
料金は時間帯やエリアによって異なるため、以下の手順で支払いを行いましょう。
- 駐車券売機で、必要な時間分の料金を先払いする
- 「硬貨」または「クレジットカード」決済に対応している(ペイウェブに対応した機種もあり)
- 発行されたレシートのような駐車券を、車内のダッシュボードやフロントガラスの見やすい場所に置く
- 時間を過ぎないように注意し、必要に応じて延長する
駐車方法
ニュージーランドでは、「パラレルパーキング（縦列駐車）」が主流です。以下に、駐車のコツを紹介します。
- 車を道路の左側に寄せ、前後の車との距離を確認する
- ハンドルを切りながらゆっくりとバックし、車を駐車スペースに合わせる
- 他の車の邪魔にならないように、しっかりと車を寄せて停めよう
駐車禁止エリア
以下のエリアは駐車禁止です。違反すると罰金が科せられるため、必ず避けてください。
- バス停やタクシー乗り場の近く
- 消防署や救急車の出入り口
- 黄色い線が引かれたエリア
- 私有地（許可なく駐車するとトラブルの原因になる）
夜間の駐車
夜間は、安全のため明るく人通りの多い場所に駐車することをおすすめします。また、車内に貴重品を置きっぱなしにしないように注意しましょう。
地方での駐車
地方では無料駐車場が多いですが、以下の点に注意してください。
- 農場や私有地には許可なく進入しないこと
- 自然保護区では、指定された駐車場を利用すること
駐車違反の罰金
駐車違反をすると、高額な罰金が科せられることがあります。以下の行為は特に注意が必要です。
- 時間制限を超えた駐車
- 駐車禁止エリアへの駐車
- 料金未払いでの駐車
まとめ
ニュージーランドでの駐車は、標識の確認やルールの遵守が鍵です。都市部では有料駐車場が多く、地方では広々としたスペースが利用できますが、私有地や禁止エリアには絶対に駐車しないようにしましょう。安全で快適なドライブ旅行を楽しむために、このガイドを参考にしてください！
