台湾のちょうど真ん中に位置する台中と日月潭。都会的な洗練と、湖畔に広がる静かな自然──その両方を味わえるのが中部旅の魅力です。アートやグルメを楽しみつつ、湖の風に揺られるドライブの旅へ。レンタカーがあれば、移動もスムーズに、より自由なプランで台湾中部の多彩な表情に出会えます。
1日目:日本発 → 桃園空港 → レンタカーで台中へ
午前、成田/羽田空港から台湾・桃園国際空港へ。到着後、空港内のレンタカーカウンターで受取り手続きを済ませ、いざ台中へ。高速道路を利用して約1時間半〜2時間。車窓からは台湾ののどかな田園風景や山並みが広がり、旅気分も高まります。
台中市内のホテルにチェックイン後、まずはカラフルなアートスポット「彩虹眷村(レインボー・ビレッジ)」へ。元兵士のおじいさんが描いた愛らしい壁画は、SNSでも大人気。レンタカーで気軽にアクセスでき、撮影スポットを思う存分楽しめます。
夜は台湾最大級の夜市「逢甲夜市」へ。車で約15分。駐車場に停めて、人気の「悪魔チキン(悪魔風唐揚げ)」「大腸包小腸(もち米腸とソーセージのグリル)」など、名物グルメを食べ歩き。レンタカーなら、買ったお土産や食べきれないグルメも車に保管できるので安心です。

2日目:台中 → 日月潭ドライブと湖畔リトリート
朝食後、レンタカーで日月潭へ。台中からは約1時間半。山あいの道を抜けると、エメラルドグリーンに輝く台湾最大の湖・日月潭が姿を現します。
午前中は湖畔の高台に建つ「文武廟」へ。ここから望む日月潭のパノラマは絶景。その後はレンタカーで湖畔を一周しながら、気になるスポットにふらりと立ち寄るのもおすすめ。途中、伊達邵エリアでお昼を楽しむことも。
午後は遊覧船に乗って湖上クルーズ。水面に揺られる時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。夕暮れ時は湖畔のリゾートホテルにチェックイン。温泉に浸かりながら、地元料理・山産の食材を味わい、静かな夜のとばりに包まれるひとときを。

3日目:日月潭 → 台中 アートと絶景の夕日
朝は湖畔でゆったりと朝食を楽しんだ後、再びレンタカーで台中へ戻ります。
台中市内では、「国立台湾美術館」で台湾を代表する現代アートに触れたり、歴史的建造物をリノベーションした「宮原眼科」で豪華アイスクリームやパイナップルケーキをお土産に選ぶのもよいでしょう。
午後はドライブで「高美湿地」へ。干潮時に広がる巨大な鏡のような景色は「台湾の天空の鏡」とも呼ばれ、夕陽に染まる光景はまさに絶景。レンタカーがあるからこそ、時間を気にせず、夕日が沈むまでゆっくり過ごせます。
夜は台中の別の夜市や地元レストランへ。車で移動できるので、台中の多彩な食文化をさらに探求できます。

4日目:台中の朝とカフェ → 桃園空港へ帰国
最終日の朝は、カフェ文化が根付く台中の魅力をさらに深めて。おしゃれなカフェで朝食とコーヒーを楽しみ、旅の余韻にひたりましょう。
その後、レンタカーを桃園空港近くの返却ポイントで返却。空港までの移動もスムーズです。フライトの時間に合わせて余裕を持って行動できるのも、レンタカー利用の大きなメリット。台湾中部の思い出を胸に、日本への帰路につきます。

まとめ:レンタカーで巡る台中・日月潭──自由と発見の旅
台中と日月潭を結ぶこの旅は、レンタカーを活用することで、より自由に、より深く台湾中部の魅力を体感できます。
- 移動の自由と効率:公共交通機関では行きにくい景色やスポットにもアクセス可能。
- 荷物の負担軽減:お土産や着替え、カメラ器材なども車内に収納でき、身軽に行動可能。
- 自分のペースで楽しむ:日の出や夕暮れ時に合わせた行動、途中下車での思い出づくりも。
都会のアートとグルメ、湖畔の静けさと自然の雄大さ──変化に富んだ台湾中部の旅を、レンタカーで思う存分満喫してください。