台湾高速道路ガイド|eTagの仕組みから利用のコツまで徹底解説

台湾でレンタカーを借りて郊外や地方に足を延ばすなら、必ず利用することになるのが「高速道路(国道)」。
日本のETCに似たシステムがありますが、初めて利用する旅行者にとってはちょっとわかりにくいポイントもあります。

今回は、台湾で高速道路を安全・スムーズに走るための利用ルール・料金システム・注意点をまとめました。


台湾の道路システムの基本

  • 高速道路(国道) → 有料
  • 市街地・地方の一般道路 → 無料

つまり、台北から台中・台南・高雄などへ移動する際は必ず有料高速を通ることになります。料金は入口と出口の区間距離によって自動計算されます。

💡 日本と同じく「走った分だけ支払い」ですが、有人料金所はなく、すべて電子システムで管理されています。


eTag(イータグ)とは?

台湾の高速道路は、eTag(イータグ)という電子料金収受システムで運営されています。
これは日本のETCに近い仕組みで、ほとんどのレンタカーには最初から搭載済み。

  • 高速入口・出口で自動的に読み取られる
  • 利用料金は記録され、後日レンタカー会社からまとめて請求
  • 現金でその場で払う必要はなし

👉 レンタカー契約時に「eTag利用料(サービス料)」が含まれている場合もあるので、契約時に確認しておくと安心です。


高速料金の目安

  • 台北 → 台中:約400元前後(約1,800円)
  • 台北 → 高雄:約900元前後(約4,000円)

※時間帯やルートによって変動あり

台湾ではピーク時間帯割増や夜間割引なども実施されています。特にお正月や連休は渋滞が激しいため、余裕をもったスケジュールを立てるのがおすすめです。


トラブル防止のコツ

  • 不明な料金が発生したら、すぐにレンタカー会社に問い合わせ
  • 領収書・精算明細は必ず保管
  • 駐車料金・通行料金の支払い方法が不明な場合は、現地の案内板をチェック

特に短期旅行者は、帰国後に「思いがけない請求」が来るのを防ぐためにも、利用履歴や精算内容をしっかり確認することが大切です。


まとめ:台湾の高速道路を快適に利用するために

  1. 台湾の高速道路は有料、市街地や一般道は無料
  2. eTagが必須。レンタカーにはほぼ標準装備
  3. 料金は後払い制。レンタカー会社から請求される
  4. 駐車場ではナンバー自動認識システムがあるので注意
  5. 領収書・精算明細は必ず保管してトラブル回避

台湾の高速道路は道幅も広く走りやすいので、慣れてしまえばとても快適!北から南まで縦断する「国道1号」や、東部を走る「国道5号」など、絶景ドライブを楽しめるルートも豊富です。安全運転とルールを守って、台湾ならではの自由なロードトリップを満喫してください!