台湾はスクーター社会とはいえ、レンタカーで観光する旅行者も多く、駐車ルールを知らないとトラブルに直結します。観光地での駐車場の探し方から、都市部での路上駐車ルールまで、しっかり解説しますね。
公共駐車場(ショッピングモール・観光地)
台湾の都市部や観光地では、大型モール・スーパー・量販店(コストコ、カルフールなど)に広い駐車場が完備されています。
- 多くは有料ですが、買い物や飲食で〇時間無料になるのが一般的
- 高速道路のサービスエリアも大きな駐車スペースがあり、休憩や食事に便利
一方で、観光スポットでは状況が異なります。
- 九份や淡水 → 土日や祝日は常に混雑、早朝到着がベスト
- 日月潭 → 湖周辺に有料駐車場が点在、繁忙期はシャトルバス併用がおすすめ
- 台北101、西門町 → 地下駐車場や民間の立体駐車場が便利
💡 観光地では「満車表示」が出ても、近くに民間パーキングがある場合が多いので、アプリや Google マップで探してみましょう。

路上駐車(無料&時間制限あり)
台北や台中など都市部では、道路脇に時間制限付きの駐車スペースが設けられています。
区分は以下の通り:
- 白線 → 駐車可能(時間帯により有料・無料切り替えあり)
- 黄線 → 駐車禁止(短時間の乗降のみ可)
- 赤線 → 完全駐車禁止(停めると即罰金)
例:
「2HR PARKING 9AM–7PM」 → 午前9時〜午後7時までは2時間まで駐車OK、それ以外の時間は無料で駐車可能。
⛔️ 時間を超えると違反切符を切られるので注意です。
路上の有料駐車(都市部中心)
台北・高雄などの都市部では、路上駐車が有料の場合が多くあります。支払い方法は少しユニーク:
- 駐車監視員が車をチェック → 駐車券(紙のチケット)をワイパーに挟んでいきます
- そのチケットを持ってコンビニ(7-Eleven、FamilyMart など)で精算
- 支払い期限を過ぎると、追加料金が課されることも
最近は便利なアプリ決済(iParking、悠遊カード連動アプリなど)も普及しており、スマホだけで完結できる場所も増えています。
- 台北中心部 → 30分あたり20〜30元が相場
- 郊外 → もう少し安め
※特殊ケース:駐車場での自動課金
- 高速道路とは別に、台湾の一部観光地や都市部の駐車場ではナンバープレート認識システムが導入されています。
- 入場時に自動で時間が記録される
- 出口の自動精算機で支払い、またはコンビニで後払い
🚗 旅行者にとっては「駐車券を見逃して未払い」というケースがよくあるので、車に戻ったらフロントガラスを必ずチェックしましょう。
まとめ:台湾での駐車は計画がカギ!
台湾は「スクーター天国」なので、車の駐車スペースは限られがちです。
ですが、ルールを知っていればトラブルを避けて快適にドライブできます。
- 観光地 → 早め到着 or 立体駐車場を利用
- 都市部 → 白線・黄線・赤線の区別を必ずチェック
- 路上有料駐車 → 駐車券は忘れずに精算