ニュージーランドのビザ各種と渡航条件について さらに詳しく
【更新情報】
2023/5/1:2023年4月29日より日本帰国時のワクチン接種・陰性証明書提示要件撤廃
2022/10/26:2022年11月よりファストトラックの登録がVisit Japan Webに変更
2022/10/20:ニュージーランドトラベラーパスの申告義務を撤廃
ニュージーランドに到着する際は、スムーズに入国するために、適切なパスポートとビザの手配をお忘れなく。ニュージーランドに入国する際には、滞在期間にプラスして3ヶ月以上の有効期間のあるパスポートと、必要な場合にはビザ(査証)の取得が必要です。
このページでは、ニュージーランドの主なビザに関する情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ニュージーランドにはいつから行ける?
■ 2023年7月現在の入国状況
観光・ビジネス目的での入国可能
■ ニュージーランドへの入国条件
・ニュージーランド電子渡航承認(New Zealand Electronic Travel Authority/NZeTA)の申請完了
ニュージーランドのビザの種類について
1、ニュージーランドを旅行や休暇で訪れる場合
以下の条件に該当する場合はビザの申請は必要ありません。
- ニュージーランド国籍を有し、ニュージーランドのパスポートを持っているか、またはニュージーランド国籍の裏書きがある外国のパスポートを持っている場合。
- オーストラリアのパスポートを持っている場合。
- 外国のパスポートを持っており、ニュージーランドの有効なビザを既に取得している場合。永住者ビザを含む。
しかしながら、以下の条件に該当し、ニュージーランドに短期間滞在する場合は、渡航前にNZeTA(電子渡航認証)を取得しておく必要があります。申請費用はNZ$17(アプリからの申請)またはNZ$23(ウェブサイトからの申請)であり、国際観光税(International Visitor Conservation and Tourism Levy (IVL))としてNZ$35が別途必要です。申請費用は予告なく変更される場合があるため、事前に公式ウェブサイトで確認してください。また、申請から取得までに最大72時間かかる可能性があるので、渡航前に早めに申請を済ませるようにしてください。
ビザ免除協定対象国の国民(日本人旅行者もこれに該当します。最長滞在期間は3ヶ月まで)は、上記条件に該当します。
それ以外の場合は、観光ビザが必要になります。観光ビザはオンラインで簡単に申請できます。
ニュージーランドへ出発する前に、パスポートの有効期間を必ずチェックしましょう。帰国予定の日から少なくとも3ヶ月間は有効でなければなりません。また、国籍によってはニュージーランド入国にビザが必要な場合もありますので、早めに取得しておくようにしてください。
12歳以上で生体認証式一般旅券(電子パスポート)を持っている場合、ニュージーランド税関のeGateサービスを利用できることがあります。このサービスは、税関と入国審査を迅速に通過し、ニュージーランド滞在をより楽しむために導入されています。
……………..
2、ワーキングホリデー
ワーキングホリデー・ビザは、18歳から30歳の若者を対象にしており(一部国では35歳までの対象もあります)、滞在期間や就労に関するいくつかの制限がありますが、最大で現地で働きながら最長12ヶ月(イギリス人は23ヶ月)まで旅行することができます。このビザを取得するには、特定の要件を満たすだけでなく、以下の点を証明する必要があります。
- 往復の航空券または帰国の航空券を購入できる十分な資金を持っていること。
- 主な目的が旅行であり、就労は二次的な要素であることを示すこと。
つまり、ワーキングホリデー・ビザの申請者は、旅行を主な目的とし、一時的な仕事を通じて現地の文化や生活を体験することを目指していることを示さなければなりません。仕事は旅行の補助的な要素として行われるものであり、長期間の雇用や本格的な職務に就くことが許可されているわけではありません。
ワーキングホリデー・ビザは、若者が異文化を体験し、国際交流を促進する素晴らしい機会ですが、ビザを取得する際には上記の要件を十分に理解し、適切に申請することが大切です。
……………..
3、就労ビザと永住権
ニュージーランドで数年間滞在し、就労や居住生活を希望する場合は、ワーク・ビザまたはレジデント・ビザを取得する必要があります。どちらも申請前に就職先を確保する必要があります。
ワーク・ビザは、一定期間内に特定の職種や業界で働くためのビザであり、滞在期間が限られています。一方、レジデント・ビザは、長期的な居住を希望する方に向けたビザであり、永住権を取得するための一歩となる場合もあります。
ニュージーランドでの滞在や就労を計画する際は、正確な情報を得るために公式なウェブサイトを活用することが重要です。ワーク・ビザやレジデント・ビザの申請については、ニュージーランド移民局や関連機関の指示に従い、必要な手続きを丁寧に進めることが大切です。
……………..
4、乗り継ぎとビザ
オーストラリアを経由してニュージーランドに行く場合、オーストラリアのビザが必要になる場合があります。詳細な情報は旅行代理店や航空会社に問い合わせることをお勧めします。
逆に、ニュージーランドを経由して他の国に行く場合、通常は乗り継ぎ用のトランジット・ビザが必要です。ただし、特定の例外の場合を除いて、通過の際にトランジット・ビザが必要になります。
トランジット・ビザは、あくまで乗り継ぎや短期間の滞在のためのビザであり、ニュージーランド国内での滞在を目的とする場合には適切なビザを取得する必要があります。ビザの種類や条件については、各国の公式ウェブサイトや領事館、大使館などで詳細を確認することが重要です。
旅行の計画を立てる際には、ビザ関連の情報に注意を払い、必要なビザを事前に取得することでスムーズな旅行ができるようにしましょう。国際的な旅行ではビザの要件が多岐にわたるため、事前に正確な情報を確認することが大切です。
渡航前に必要な手続き?
· 必要なもの
(1)パスポート
残存有効期間が滞在日数+3ヶ月以上
(2)航空券
(3)ニュージーランド電子渡航承認(New Zealand Electronic Travel Authority)
入国に必要な個人情報を申告し、渡航承認を申請するためのシステム(詳細後述)
.
· 必要な手続き
上記の必要書類を日本出国前の航空会社チェックインカウンターにて確認後、出国手続きへ
※航空会社によっては搭乗手続きをスムーズに行うため、事前に関係書類をチェックするサービスも有。詳細は各航空会社の公式サイトをご確認ください
.
【ニュージーランド電子渡航承認申請(New Zealand Electronic Travel Authority)】
・有効期間:2年間
・過去に申請済みの場合、以下のニュージーランド政府のウェブサイトから有効期限を確認できる
https://nzeta.immigration.govt.nz/check-status
<申請方法(ウェブサイトまたはアプリ)>
(1)申請用ウェブサイトにアクセス
https://nzeta.immigration.govt.nz/
※アプリ申請の場合は、App StoreまたはGoogle Playで「NZeTA」を検索
(2)渡航時に使用する旅券の国籍を入力
(3)画面の指示に従い、以下の情報を入力
・パスポート情報
・写真撮影
・渡航目的
・過去にニュージーランドで本国送還や入国拒否をされた経歴の有無
・犯罪歴等
(4)支払金額を確認
※申請手数料(ウェブサイト申請の場合23NZD、アプリ申請の場合17NZD)および観光税(ウェブサイト・アプリ共に35NZD)
(5)クレジットカード情報入力、支払いを実施
(6)申請内容の審査完了後、メールで通知が届く(最短10分~最長72時間)